一人社長が月1回やる「資金繰りの定例30分」。見る数字はこの5つだけ
資金繰りは、気になって毎日残高を見始めると仕事が止まります。僕は月1回、請求を締めたタイミングで30分だけ「定例」にしています。見る数字は5つ、順番も固定です。
1. 今月末の残高見込み(5分)
現在残高 + 今月入る予定 − 今月出る予定。まずこれだけ。プラスなら次へ、マイナスなら残りの25分をこの穴に使います。
2. 入金予定表の更新(10分)
先月請求した分の入金予定日を表に足す。入金済みにチェックを入れる。遅れている入金があれば、ここで気づく(催促はこの日にまとめて)。
3. 向こう3ヶ月の谷(5分)
月別の入金見込みと固定費を並べて、残高が一番薄くなる月を見る。谷が3ヶ月先に見えていれば、融資でも交渉でも間に合います。
4. 固定費の変化(5分)
先月と比べて増えた固定費(人件費・サブスク・保険料)を確認。増えているなら、それが今後の谷の原因になります。
5. 打ち手を1つだけ決める(5分)
谷があるなら、対策を1つだけ決めて日付を入れる。「○日までに支払サイトの相談」「○日に融資の相談予約」。1つだけ、が続けるコツです。
やらないこと
- 毎日残高を見る(月1回で十分。焦りが判断を鈍らせる)
- 借りることから考える(順番は、支払いを後ろに → 入金を前に → 借りる)
- 表を作り込む(列は5つあれば足りる)
30分で回らない月は、事業の構造に問題があるサインです。その場合は道具ではなく、売上の入金サイクルそのものを見直す番です。
道具の比較は経営者向けまとめにまとめています。